前回は「アナログ思考のマークアップ設計術」をお伝えいたしました。
また、冬休みの宿題??で「脳内マークアップ」のお話をいたしました。
※前号を見逃した方は、バックナンバーよりご覧ください。
「脳内マークアップ」は実践していただけましたか?
慣れれば面白いゲームです。
肩肘張らずに、楽しんでみてください。
さて、今回は「モジュール設計」について、お話しようと思います。
「モジュール」とは「部品」という意味です。
Webサイトは小さな「部品」の集まりで構成されています。
前回もお伝えしましたが、
マークアップはパズルのようなもの。
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この小さな「部品」を組み合わせることで、ひとつのページが出来上がるのです。
この考え方を「モジュール設計」と言います。
「モジュール設計」ができると、Web制作が簡単に思えてきます。
この考え方は、前回の「アナログ思考のマークアップ設計術」と一緒に行わないと意味がありません。
「アナログ思考のマークアップ設計術」は「トップダウン」的思考。
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「モジュール設計」は「ボトムアップ」的思考。
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この二つを行うことで、「マークアップ設計」が完成するのです。
サイト全体を通して、下記2点が重要なポイントになります。
- どこが共通で使える「部品」か?
- どこまで拡張すると、同じ「部品」でサイトを構成できるか?
これらを見極めることができると、より効率の良いサイトが構築できるのです。
何度も自分の手を動かして、身体で覚えるしかありません。
実践あるのみです。
つまり、「モジュール設計」というのは、
サイトの中で、いくつ「パターン」を見つけられるか?
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その判断基準が
- どこが共通で使える「部品」か?
- どこまで拡張すると、同じ「部品」でサイトを構成できるか?
ということです。
いかがでしたか?
この「モジュール設計」ができると、本当に効率よくサイト制作が可能になります。
ぜひ、実践してみてください!