「World Wide Web」をWikipediaで調べてみた。
1993年の4月30日にCERN(欧州原子核研究機構)が「World Wide Web」を無料開放したとある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/World_Wide_Webja.wikipedia.org
そして、今年は2015年。
つまり。
WWWが一般の人たちの前に出てきて20年以上になる。
いつでも、どこでも、だれでも。
と、前置きが長くなったが。
HTML5の台頭、スマートフォンやタブレット端末の普及、インフラの整備、IoTや、ウェアラブル。
いつでも、どこでも、だれでも。
インターネットに接続して、情報のやりとりができる時代になった。
インターネットが普及し始めて、まだ20年しか経っていない。
まだ20年?
それとも。
もう20年?
Web業界は恐ろしく早い進歩を遂げている。
この勢いはどこまで続くのか。
ますます「情報」が溢れる時代になってくるのではないかと、僕は考える。
まさに「情報の取捨選択」を迫られる時代だ。
検索する動機
そのトリガーとなるものが「興味」があるかないか。
これに尽きる。
検索する動機はいくつかあると思う。
例えば、調べ物をするとする。
なぜ、人々はなぜ調べるのか?
その情報を知りたいと思う理由は?
すべての動機は「興味」なのだ。
これは、2005年に電通が提唱した、インターネット時代の購買行動を説明するプロセス「AISAS」にも当てはまる。
Interest、つまり「興味」だ。
キュレーションメディアの台頭
最近では、キュレーションメディアがいくつも立ち上がっている。
そのスピード感は素晴らしい。
自分で情報を取りに行くだけでは、もう追いつかないのだ。
興味がなければ目に入ってきても認知もされない情報になってしまう。
キュレーションメディアは、日々の分析を行うことで成長している。
キュレーションメディアは、今まで自分がしていたことを自動でこなしてくれる。
「あなたの興味」によって「情報の取捨選択」をしてくれているのだ。
広告とネイティブアド
相手から与えられる「情報」は、押し付けに感じることがある。
特に、興味のない広告。
これは、相手から「説得」させられているから、そう感じるだけ。
しかし、あなた自身が「納得」したのであれば、それは、あなたにとって「興味のある情報」であり「価値のある情報」になる。
最近では「ネイティブアド」などと言われる広告が増えてきた。
ただ、押し付けの広告では反応が薄くなってきたからだろう。
ネイティブアドは、見る人の「興味」をそそるような体裁で記事が書かれている。
だから、広告とは思わずに読んでしまう。
これが、問題にもなったりする。
広告とは難しいものだ。
ネイティブアドについては、こちらのまとめ記事が参考になる。
情報の取捨選択は「興味」で決まる
なにも難しい話ではない。
シンプルに考えると、あたりまえのこと。
あなたは「あなたの興味」によって「情報の取捨選択」を行なっている。
これに尽きる。
この本質がわかっていれば、「情報の取捨選択」は簡単だ。
溢れる情報の中から、最適な情報を選択する判断基準ができる。
情報の取捨選択は「興味」で決まるのだ。
書く側もしかり。
「興味」なくして、読まれることはない。

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